ドッグフードのおすすめは?良品を選んで愛犬の健康を守る

近年のペットブームが進む中、愛犬の立ち位置が【ペット → 家族】へと移行してきています。実際にワンちゃんを飼われている飼い主さんなら特にお感じになられていることでしょう。

愛犬立ち位置が変化してきたことで、人間同様に普段の食べ物に対してのこだわりも変化してきました。つまり、

  • より健康的なものを我が子(愛犬)に与えたい

そう思う愛犬家さんが増えてきているんです。

しかし、まだまだドッグフード(ごはん)自体は、そんな皆様の要望に追いついていないのが今の実情です。

ドッグフード業界はまだ規制が緩く、健康よりも生産性を重視している習慣が残っています。つまりは質より量をとっているんですね。

どういうことか?というと、現在一般流通しているドッグフードの多くは、犬のカラダの構造に適していない粗悪な成分が配合されたドッグフードが出回っているのが多いんです。

健康よりも、コスパの良い商品開発を優先させ、結果犬のカラダの構造に適していないドッグフードを作りだしているケースが多いんです。

愛犬の健康を考えたごはんを

愛犬が家族として認められてきた今だからこそ、

  • 家族に長生きをしてもらいたい
  • 一緒に長く楽しく暮らしたい

そう強く思う人が増えてきています。

当サイトでは、そう思う愛犬家の方々に向けて、小型犬向けのおすすめドッグフードや、ドッグフード選び、また食にまつわるトラブルと解消法についてお伝えをしております。

もちろん、犬のカラダにあわせた最適なおすすめのドッグフードをお伝えしていきますし、一方で注意の意味も込めて上述したような犬本来の体の構造に合わない成分などもお伝えしてしていきます。

ドッグフード選びの良し・悪しをしっかりと判断できるようにしていただき、

  • 長く・健康的に我が子と一緒に暮らしていきたい
  • その為の“食”や“健康”面で悩んでいる

そういう方にとって少しでも参考になる情報をお伝えして、愛犬との生活にお役立ていただければ幸いです。

この記事の監修者
この記事の監修者/キャットケアスペシャリスト
内山智明

犬・猫が大好きな内山です。家では保護猫と一緒に暮らしています。

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健康志向の飼い主さんへ。「ドッグフードのおすすめ」を選ぶ基準・条件とは?

愛犬の健康の為にも一番に考えてあげたいのが毎日のドッグフード(食事)。

なぜならドッグフードは体内に直接摂取して、カラダへ影響を及ぼすものですので、健康的なワンちゃんの生活を考えた時に一番にこだわって欲しいからです。

そんなドッグフードは、ディスカウントストア・ドラッグストア・インターネットなど、いろいろな場所で購入することができますが、同時に種類が増えすぎて把握できないほどあり、合わせて価格や原材料もさまざま。

そのため、“どれを選べば良いのか分からない”という飼い主さんも多いと言われています。

ドッグフードのおすすめを選ぶ際の「選び方」とは?

そんなドッグフードの選び方ですが大切な選び方の一つに「安全性から選ぶ」というものがあります。

「安全性」を第一に考える

平成21年6月1日に「ペットフード安全法(愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律)」が施行されたことにより、ドッグフードに含まれるすべての原材料(添加物を含む)の表示が義務付けられ犬の食の安全について見直されるようになりました。

環境省_ペットフード安全法の概要
引用:環境省_ペットフード安全法の概要

犬の食の安全について考える時代になったとはいえドッグフードの基準はまだ非常に甘く、「家畜用飼料の安全基準で作られている」安価で低品質なドッグフードから「人間が食べられるレベルの食品安全基準で作られている」高価格で高品質のドッグフードまで、メーカーが考える安全性はさまざまです。

さてここで質問ですが【4Dミート】という言葉をご存知でしょうか?【4Dミート】は,

  • Dead(死んだ)
  • Dying(死にかけている)
  • Diseased(病気の)
  • Disabled(障害のある)

以上の言葉の総称と言われており、ドッグフードの原材料として含まれることの多い畜肉副産物・鶏肉副産物(チキンミール・ポークミール・ミートミール)には4Dミートの肉・内臓・血液・腸をはじめ、ひどいものになると糞尿・角・羽・毛皮・爪などが使われていることもあります。これらは当然のことながら人間が摂取することも危険で、さらに言えば「禁止」されている危険な原材料でもあります。

また、ほかにも発がん性のある添加物BHA・BHT・エトキシキンなどの酸化防止剤・長期間保存可能にするための防腐剤や保存料・見栄えを良くするための着色料(犬にとっては全く意味のないものですが)・食いつきを良くするための香味料などを使用している粗悪なドッグフードも少なくありません。

愛犬がこのようなものを口にする可能性があると考えただけでも気分が悪くなってしまいますよね?商品として販売されているからといっても、ドッグフードに関してはまだまだ注意が必要な商品が市場に出回っていることが多いので、飼い主様は愛犬の健康を考え、しっかり情報収集をして安全なものを見極めて購入しなくてはいけません。

「5つ」の基準をもとに「ドッグフードのおすすめ」を選ぶ

「ドッグフードのおすすめ」を選ぶ基準は実はとってもシンプル、以下の5つの基準を守るようにドッグフードを選んでいただけるものがおすすめです。

おすすめドッグフードを選ぶ基準 (その1)

【総合栄養食】「総合栄養食」と明記されたドッグフードを選んであげてください。なぜなら、総合栄養食はワンちゃんの主食としての機能を担ってくれるので栄養バランスがとても優れているからです。人間なら栄養を考えて、おかず、お米、野菜、果物とバランス良く食べるように工夫していると思いますが愛犬にも一緒の食べ物を用意するのは難しいと思います。総合栄養食のドッグフードならワンちゃんに必要な栄養素を考えて配合されているので毎日バランス良く栄養を補給することができます。ですので、愛犬の健康の維持や病気の改善にとても役立ってくれますよ。また、日本の総合栄養食の基準は世界各国で幅広く採用されているAAFFCO(アメリカ飼料検査官教会)に則っているので安全性はかなり高いです。

おすすめドッグフードを選ぶ基準 (その2)

【原材料がお肉】※原材料表示の先頭にお肉の表示があること犬はもともと肉食動物ですので、良質の動物性たんぱく質が豊富に含まれているドッグフードがベストです。原材料欄には多く含まれているものから順に記載されます。(メーカーによっては生肉と乾燥肉を1番目と2番目に細かく分けて明記しているところもあります。)原材料の一番先頭にお肉の表示があるドッグフードを選びましょう。前途でもお伝えしましたが犬は肉食動物ですのでたんぱく質の含有量が多いほうが健康的だし栄養学的にも良いと言われています。

おすすめドッグフードを選ぶ基準 (その3)

【グレインフリー】※(=穀物不使用)であること。たんぱく質(肉類)とは逆に原材料の1番最初に穀物類が”明記されていない”ドッグフードを選んでください。実際に見て頂くとわかりますが、スーパーやドラッグストアなどに置かれている大多数の格安ドッグフードは1番目にトウモロコシ、小麦、大麦、米などの穀物類が明記されているものがほぼです。穀物類は昔から犬が食べない原料なので犬の身体の構造上、消化を苦手としています。もちろん栄養価値もゼロです。また、消化が悪く栄養価値の無い原材料を食べると体外へ排出されるか体内に老廃物として残ってしまうため、アレルギー、皮膚トラブル、涙やけなどの病気を引き起こすリスクが高くなります。
犬にとって穀物は、アレルギー(消化器官の異常や皮膚のトラブルなど)を引き起こす原因になると考えられており、特に近年では世界的にもグレインフリーのドッグフードが主流になってきています。グレインフリーまたはアレルギーになりにくい穀物(大麦・玄米・米)を使用しているドッグフードを選びましょう。

おすすめドッグフードを選ぶ基準 (その4)

【ヒューマングレード】※人が食べても問題ないグレードのドッグフード危険な畜肉副産物・鶏肉副産物(チキンミール・ポークミール・ミートミール)や有害な酸化防止剤・防腐剤・保存料・香味料・着色料を含んでいない無添加ドッグフードは、病気のリスクを軽減できるということが一番大きなメリットだといえます添加物の長期摂取はガンや慢性疾患を引き起こすといわれています。

おすすめドッグフードを選ぶ基準 (その5)

【ナチュラルフード】ここまで総合栄養食、たんぱく質(肉類)、グレインフリー、ヒューマングレードの4つの基準を紹介しましたが、最後の5つ目は「ナチュラルフード」です。上述したように近年のドッグフードは管理や配合が簡単になる人工的な保存料や着色料が多用に使われています。人は体を悪くしてから自然なものを食べて治そうとしますが、後になって最初から自然な食べ物を口にしていれば良かったと後悔します。人も犬も同じで最初から自然な食べ物を心掛けていればずっと健康でいられるし病気だってすぐに良くなります。栄養面と安全性を考えると、どうしてもホームセンターなどで売られているものよりも多少割高になることもありますが、愛犬の健康を考えればコストパフォーマンスはかなり高いです。もし愛犬が病気の諸症状でお悩みでしたら免疫力を高めてくれる安全なナチュラルフードを選んであげてください。

以上、まずはこれら5点をしっかりと選ぶようにしてみて下さい。

なお、良いドッグフードを選んだら病気の諸症状も治ったという報告もいくつかあるので、そういった意味でもやはりドッグフード選びは大切になってきます。大切な愛犬とずっと健康で一緒に暮らしていける為にも、ドッグフード選びにはこだわりを持ってあげて下さい。愛する愛犬がいつまでも健康でいられるように、ぜひ高品質で安全性の高いドッグフードを選んであげてください。

もちろんどんなに良いと評価されているドッグフードでも、100%確実にすべてのワンちゃんにフィットする物ではありません。愛犬の体質や好みによっても左右される部分もあります。とはいえ上記5つの基準をクリアしていれば、ワンちゃんの体の構造上、健康上NGになるようなことはありません。あとは愛犬の様子を見ながら愛犬の体に合ったドッグフードを見つけていくようにしましょう。

【参考記事】

【参考】小型犬におすすめ!病気や健康を考えたドッグフードランキング


寿命を延ばすための安全なごはん選びで大切なことは?

さて、そんなドッグフード(ごはん)ですが、毎日愛犬に与えるものであるがゆえに健康状況に大きな影響を与えやすいので、結果愛犬の「寿命」にも大きな影響を与えることになります。犬は自分でごはんを選ぶことができませんし、食べる量をコントロールすることもできません。飼い主様が愛犬にどんなごはんをどんな内容で(量・回数・時間帯など)与えるかということは愛犬の寿命に大きく影響してきますので、ぜひ健康的なドッグフードを選ぶように心がけてください。

選んではいけない危険なドッグフードって?

上述した「“安全性”を第一に考える」でもお伝えしてきたように、ミート・ミール・エキス・パウダー・動物性油脂・肉類(~など)は、人間が摂取することが禁止されている廃棄寸前の危険な肉原料「4Dミート」を使用している場合は、ワンちゃんの体に悪影響。これらは肉以外の内臓・血液・腸をはじめ、ひどいものになると糞尿・角・羽・毛皮・爪などが使われていることもあるので、愛犬がこんなものを口にしているかもしれないと考えるとゾッしますよね?これを長期間食べ続けていればどうなるか・・・。なおこれらは畜肉副産物・鶏肉副産物と表示される場合もありますのでご注意ください。一方で安全なドッグフードには、「骨抜きチキン生肉」「乾燥ラム肉」などはっきりと表記されています。

次に酸化防止剤BHA・BHT・エトキシキンなど・防腐剤・保存料・着色料・香味料などですが、発がん性のあるBHA・BHT・エトキシキンなどの酸化防止剤・長期間保存可能にするための防腐剤や保存料・見栄えを良くするための着色料(飼い主様向けの美味しく見えるアピールです。犬にとっては全く意味のないものです)・食いつきを良くするための香味料などを使用している粗悪なドッグフードも少なくありません。「犬が長期間添加物を摂取することで、ガンや慢性疾患の原因になる」と指摘される獣医師様もいます。

【参考記事】小型犬は注意!ドッグフードの酸化防止剤・ミックストコフェロールについて

愛犬の寿命を延ばすためには、原材料にこれらが使用されているドッグフードを毎日のごはんとして与えてはいけません。

愛犬の寿命を延ばすために選びたいドッグフードは?

一方で愛犬の寿命を延ばす単に大切なごはん選びのコツとしては、
これも「1-2.愛犬の健康を守る「ドッグフードのおすすめ」を選ぶ「5つ」の基準とは?」で上述したように

  1. 【総合栄養食】
  2. 【原材料表示の先頭にお肉の表示があること】
  3. 【グレインフリー(穀物不使用)」であること】
  4. 【原材料がヒューマングレード(人が食べても問題ないグレードのドッグフードという意味)であること】
  5. 【ナチュラルフード】

これらを満たすドッグフードをあたえるように心がけていきましょう。

病気の諸症状が出てきたら、ドッグフードの切り替えを考えるのがおすすめ。

なお、すでに愛犬が病気の諸症状でお悩みでしたら、今ご使用のドッグフードの“切り替え”を検討してください。なぜなら、病気は先天的な要因でない限り、ほとんどの場合は粗悪なドッグフードによって引き起こされるからです。ですので、“栄養の配分が最適化されたドッグフード”に切り替えてあげてください。

人間も病気をして入院したら栄養の配分が考えられた食事に切り替えて免疫力を高めた状態で治していくのと同じように病気のワンちゃんも食事内容を変えることで健康面・免疫力を高めていくことにつながので、非常に有効な手段となります。

ワンちゃんに最適な配合とは?

人間は文化的な背景によって多少変わりますが、おかず、野菜、果物を1回の食事に取り入れたら最適な栄養の配分と言えます。“犬にも人間と同じように最適な栄養の配分”という概念があります。とはいえ、人間と犬が全く同じ栄養配分で良いのかというと違いますし、愛犬のためとはいえ毎日手作りのフードを準備するのは現実的ではありません。

そこで、おすすめしたいのが肉(鶏、牛、豚、ラム)50%以上、野菜&ハーブ50%以下で配合されているドッグフードを選ぶことです。この配合の人間と違う点はお米が属する穀物類が含まれていないところです。この配合比率は動物学的にも推奨されているので免疫力を高めて病気の改善に期待ができます。

【参考記事】

おすすめのドッグフード選びはこちらをチェック

ライフステージに合わせたドッグフード選びを

ワンちゃんは、成長段階によって必要とされる栄養バランスや摂取カロリーが異なります。
ワンちゃんのライフステージは、

  1. 幼犬期(生後12ヶ月まで)
  2. 成犬期(1歳~7歳未満)
  3. 高齢期(7歳以上)

以上の3段階に分類されています。

その為、成長段階に合わせてドッグフードを選ぶことが非常に大切になってきますので、飼い主さんは、そのタイミングや違いをしっかりと把握しておくことがおすすめです。ここでは幼少期(パピー期)、成犬期、高齢期(シニア期)、それぞれのライフステージに合わせた内容をお伝えしていきます。

幼犬期・成犬期・高齢期の食生活の違いは?

【幼犬期(生後まで)】

幼犬は、生後12ヶ月で成犬になります。この時期栄養不足になると、免疫力が弱くなったり、骨や筋肉の形成が不十分になるなどの発達障害を起こしていまう恐れがあります。そのためにも、幼犬には幼犬向けのドッグフードを与えるようにしましょう。授乳期そして離乳期を経て、生後3ヶ月からはドッグフードをそのまま与えるようにします。

食べなれないドッグフードで胃腸に負担がかからないように、1回の量を少なく回数を分けて食べさせてあげましょう(目安は1日5~6回)。生後6ヶ月からは、1日の食事回数を2回にしても大丈夫です。勢いよく成長する幼犬期には、たんぱく質をはじめとってもたくさんの栄養が不可欠です。

カロリーは成犬期の2倍・たんぱく質は4倍必要だといわれています。しかし幼犬は成犬の2倍もドッグフードを食べることはできません。そのため幼犬向けドッグフードは、成犬用のドッグフードよりもかなり栄養価が高くなっています。

また、抵抗力が弱い幼犬のために幼犬向けドッグフードには免疫力を高める栄養素が含まれています。
注意したいのが過剰摂取です。成長期の段階にカルシウムを過剰摂取すると骨格の形成異常を引き起こすことが分かっています。とくに大型犬に多いといわれています。ドッグフード以外にサプリメントとしてカルシウムを与えることはやめましょう。

【成犬期(1歳~7歳未満)】

高たんぱく質・高脂肪の幼犬向けドッグフードを与え続けているとワンちゃんはあっという間に太ってしまい、内臓や骨に大きな負担がかかってきます。ワンちゃんが成犬になったら、体質やライフスタイルなど考慮しながらワンちゃんに合う成犬向けドッグフードを見つけていきましょう。成犬期は犬の一生のなかで半分以上の時間を占める時期です。この時期に与えるドッグフードが、ワンちゃんのその後の健康を大きく左右するといっても過言ではありません。

現在販売されている成犬向けドッグフードは、「家畜用飼料の安全基準で作られている」安価で低品質なドッグフードから「人間が食べられるレベルの食品安全基準で作られている」高価格で高品質のドッグフードまで、メーカーが考える安全性にはバラつきがあります。安全性において信用できないドッグフードが数多く存在していますので、飼い主様はしっかり情報収集をして安全なドッグフードを見極めなくてはいけません。

なお、安全なドッグフードのの見極めは「「5つ」の基準をもとに「ドッグフードのおすすめ」を選ぶ」でも上述しましたが、以下の点をチェックしておきましょう。原材料表示の先頭にお肉の表示があること犬はもともと肉食動物ですので、良質の動物性たんぱく質が豊富に含まれているドッグフードがベストです。原材料欄には多く含まれているものから順に記載されます。原材料の一番先頭にお肉(何の肉か明記されている)の表示があるドッグフードを選びましょう。ヒューマングレード原材料がヒューマングレード(人が食べても問題ないグレードのドッグフードという意味)であるものをセレクトしてください。危険なミート・ミール・エキス・パウダー・動物性油脂・肉類(~など)やBHA・BHT・エトキシキンなどの酸化防止剤・防腐剤・保存料・着色料・香味料を含んでいない無添加ドッグフードは、病気のリスクを軽減できるということが一番大きなメリットだといえます。グレインフリー(穀物不使用)犬にとって穀物は、アレルギー(消化器官の異常や皮膚のトラブルなど)を引き起こす原因になると考えられています。最近では、世界的にもグレインフリーのドッグフードが主流になってきています。グレインフリーまたはアレルギーになりにくい穀物(大麦・玄米・米)を使用しているドライフードを選びましょう。

ぜひこれらの条件を満たす高品質で安全な成犬向けドッグフードを選んであげてください。

補足・幼犬向けドッグフードから成犬向けドッグフードへの切り替え方

幼犬向けドッグフードから成犬向けドッグフードに切り替えるタイミングですが、小型犬は生後12ヶ月くらい、大型犬の場合は生後1年半くらいに切り替えるのが良いでしょう。

栄養たっぷりで高カロリーな幼犬向けドッグフードを成犬になっても与えていると、栄養過多になり肥満の原因となります。ドッグフードはいきなり替えるのではなく、ワンちゃんの様子を見ながら2~3週間かけて切り替えていきましょう。ワンちゃんは警戒心が強いため、いつもと違うものが出ると食べないこともあります。胃腸に負担をかけないためにも、少しずつ新しいフードの割合を増やして慣らしてあげることが大切です。

【参考記事】成犬用のドッグフードに切り替える際に大切なことや注意点は?

【高齢期(7歳以上)】

7歳以上のシニア犬になると胃腸が弱くなり下痢や便秘になりやすく、それと平行して腎臓や肝臓などの臓器も衰えてきます。そこで、目に引くのがシニア犬向けのドッグフードです。

パッケージを見ると魅力的に感じますがシニア犬の健康にとって重要な要素は高タンパク質と低炭水化物の2つです。ですが、シニア犬向けのドッグフードの原材料表示を見てみるとほとんどと言っていいほどそれの真逆な事が書かれています。例えばたんぱく質が含まれている比率が30%以下だったり肉ではない大豆が使われていたりしているのが結構あります。

また、シニア犬にとって低炭水化物というのは野菜だけでも十分に摂れる量なのですが、穀物(米や麦など)が多く使われていたりします。いくら広告コピーを上手く使っても原材料を見れば誇大な表現だとすぐに分かりますからね。だから表記はしっかり確認するようにしてくださいね。

【参考】シニア犬ドッグフードでおすすめのものはズバリこれ!

幼犬向けドッグフード・成犬向けドッグフード・高齢件向けドッグフードでは、それぞれ栄養バランスや摂取カロリーが全く異なります。飼い主様は、ワンちゃんの成長段階に合ったドッグフードを正しく選んで与えてあげるよう心掛けてあげて下さいね。

【補足】適切なドッグフードの切り替え方法・タイミングは?

なお、せっかく良いおすすめのドッグフードが選んだとしても切り替え方法を間違ってしまえば食べてくれません。しっかりとワンちゃんに食べてもらう為にも飼い主さんは“ドッグフードの適切な切り替え方”にも取り組んであげて下さい。

さて、そんな適切な切り替え方ですが、現在食べ与えているドッグフードから切り替える場合、“食べ慣れているフードに少しずつ混ぜて慣れさせてあげること”です。少なくとも7日間はかけてゆっくり慣らしていくようにしてください。1日目は新しいフード2割、普段のフード8割の比率で3日目は5割、5日目は新しいフード8割、7日目からは全部新しいフードといった具合です。

相性が悪くてどうしても食いつきが悪いドッグフードに当ってしまった場合は、スーパーで売っているミンチの肉を茹でて汁と一緒に新しいフードにかけてふやかして混ぜてあげるとよく食べてくれますよ。

【参考】同じフードの長期使用は危険!?「餌の見直し」してますか?

良かれと思って切り替えたにもかかわらず「食べてくれない」となってしまうと大変です。
愛犬が自然と無理なくごはんの切り替えをしてくれるよう、飼い主さんもじっくり切り替えていくように進めてあげて下さい。

まとめ

愛犬の健康と普段のドッグフード・ごはんは密接に影響しあっています。体内に直接摂取するものですからね。だからこそ健康的に長く、愛犬と過ごしていく為には、ワンちゃんの特徴やライフステージに合わせてドッグフード選びにこだわって欲しいと思います。一見すると購入しやすく、手ごろな価格で販売されているホームセンターなどで取り扱われているドッグフード。ですがその成分表と「犬のカラダの構造」と照らしあわせてみれば、まだまだ、現在のドッグフードは愛犬に気軽与えるのが危険なことが往々にしてあります。そんな中だからこそ、飼い主さんは愛犬を守るべく、必要な知識を踏まえていただき、しっかりと安心の出来るおすすめの1品(ドッグフード)を愛犬に選んであげて下さいね。

あなたと、あなたの愛犬が、これからも健康的に過ごせますように。

【当サイト厳選】おすすめドッグフードランキング

カナガン

内臓系の悩み対策度5.0
皮膚系の悩み対策度5.0
関節系の悩み対策度5.0

価格:3,960円(税抜き)容量:2kg

<特徴を解説>

いま、多くの注目を集めているドッグフードの1つ「カナガン」。最近ではTVで元ボクシング世界チャンピオンのタレントさんが自身の愛犬に与えている、といったお話しでも話題になりました。グレインフリー(穀物不使用)でワンちゃん本来の体に合った、カラダに優しい・負担の少ないドッグフードです。

内臓トラブルの原因となる添加物が一切ない無添加であること、関節トラブル対策のグルコサミン・コンドロイチンが配合されていること、皮膚トラブル対策でおすすめの良質なタンパク質(鶏)を配合しているとうこと、且つ、タンパク質の種類も鶏の1種類のみですので、食物アレルギーに悩む子にも選びやすいのも嬉しい特徴です。

などなど、愛犬の健康対策にお困りの飼い主さんにはぜひおすすめのワンちゃんに安心を与えられるドッグフードです。

注意点としては「チキンアレルギー」。鶏が原材料の為、チキンアレルギーをお持ちの子には控えるようにして挙げて下さい。これは体質の問題ですので無理は良くないです。ですが、そうでない子であれば非常におすすめ!他にも、ヒューマングレード(人間が食べても大丈夫)の原材料で安心、全ライフステージ対応(子犬・成犬・シニア犬までOK)、小粒で食べやすい、などの特徴も。

公式サイトのお客様の声から見ても、ミニチュアダックス、フレンチブルドッグ、ジャックラッセルテリア、トイプードル、柴犬、ミニチュアピンシャー、チワワ、チワダックス、ウェルシュコーギー、などなど、多くのワンちゃんに愛用されているのがわかります。(※基本的に全犬種対応です。)

管理人からの一言

実際に愛犬にも食べてもらいましたが(参考体験レビュー:カナガンお試し体験ガイド|評判のドッグフードを辛口評価)、食いつきの良さが段違いに良かったのが印象的!また、うんちの状態が良くなったのも嬉しかったですね。非常におすすめのドッグフードと感じて愛用しています。

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NDF ナチュラルドッグフード ラム

内臓系の悩み対策度4.0
皮膚系の悩み対策度5.0
関節系の悩み対策度3.0

価格:3,960円(税抜き)容量:2kg

<特徴を解説>

1位のカナガンと同系列会社から提供されている「ラム肉」を食べさせてあげたい飼い主さんから人気のフードです。チキンアレルギーでラム肉じゃないとワンちゃんが食べられない、チキンよりもラム肉が好き、といったワンちゃんにオススメ。内臓トラブル対策としての無添加であること、皮膚トラブル対策としての良質なタンパク質であるという点、ほかにも小粒で食べやすいという点が、カナガン同様ですばらしいのですが、関節トラブル対策のグルコサミン・コンドロイチンは配合されていない、ということ、グレインフリーでは無いこと(アレルギーが起こりやすいとされる穀類・肉類は使用していないです)、ライフステージも7ヶ月目以降~であるという点から2位に選ばせていただきました。

管理人からの一言
ラム肉でなればいけない(チキンアレルギーなど)という子に与えてみるのが良いでしょう。人口添加物は一切含まれていないので、ワンちゃんに安心して与えることが出来ますよ。主原料にラム肉・チキン・サーモンがたっぷりと使われており、犬に必要な栄養素である動物性たんぱく質を豊富に摂取することができるドッグフードです。

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FINEPET’S(ファインペッツ)

内臓系の悩み対策度3.0
皮膚系の悩み対策度3.5
関節系の悩み対策度5.0

価格:500~22,000円(税抜き)容量:340g~13kg

<特徴を解説>

2位のナチュラルドッグフードと同様「ラム肉」を使ったドッグフード。(主原料は仔羊肉(ラム)と鶏肉(チキン))。
こだわりの原材料でヒューマングレードであることや、関節系対策としてのコンドロイチンとグルコサミンを配合している点は非常におすすめ!且つ、ライフステージも全年齢対応なのは嬉しい特徴なのですが、内臓系の悩み・皮膚系の悩みの原因でもある添加物が配合されている点、グレインフリーでは無い点が気になるところです。

管理人からの一言

2位のナチュラルドッグフードと同様に、ラム肉でなればいけない(チキンアレルギーなど)という子に与えてみるのが良いでしょう。1位、2位の成分・特徴と比べるとやや無難な印象になってしまいますが、良いドッグフードであることには間違いないです。

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