チワワの子犬がドッグフードを食べないときの適切な対処法

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この記事の監修者/キャットケアスペシャリスト
内山智明

犬・猫が大好きな内山です。家では保護猫と一緒に暮らしています。

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チワワの子犬が餌を食べないときはどうする?

チワワの子犬がなかなか餌を食べないと困ってしまいますよね。将来的に病気にかかりやすい体質になってしまわないかな?と心配になってしまいます。

ですが、チワワの子犬は飼ったばかりの頃は餌を食べないのが当たり前なぐらい普通のことだったりするのでご心配なさらず。そういう場合は普段から食べ与えているドッグフードを一度ふやかして缶詰のウェットフードと混ぜてあげるとよく食べてくれますよ。

あと有効なのが冷凍の肉のミンチをお湯で煮立ててお湯と一緒にドッグフードと混ぜてもよく食べてくれます。うちのわんこが子犬のときは最初の頃この方法でよく食べ与えていましたよ。

食いつきの良いドッグフードはどれ?

ドッグフードは様々な種類が販売されていますが、一番食いつきが良いと感じたのはイギリス産の高級フード「カナガン」です。

カナガンはモニター調査で100%のワンちゃんが美味しく食べてくれたという言葉通りとくに工夫することなくすぐに切り替えることができましたよ。あと小粒タイプなのでチワワの子犬には相性は抜群だと思います。全犬種・全ライフステージ対応なので総合的な面でも優れていると感じます。愛犬が餌を食べないとお困りでしたら一度カナガンを試してみてはいかがでしょうか。

栄養重視のドッグフードを選ぶ必要性

チワワが子犬の時期にこそ栄養たっぷりのドッグフードを食べさせてあげたいものです。子犬の時期は体の成長を支える大切な土台づくりの期間なのでドッグフードは慎重に選ばなければなりません。ちまたでは「子犬用」などとパッケージに表示されているドッグフードが店頭に多く見かけます。そのドッグフードは本当に栄養たっぷりなのでしょうか?

子犬用と謳ったドッグフードの原材料表記を見てみると共通してほとんどが穀物を主原料としています。子犬の時期にもっとも必要とする栄養素は「たんぱく質」です。これは栄養学の観点からみても間違いありません。

もちろん栄養バランスは重要ですが最低でも主原料は良質なたんぱく質が摂れるお肉でなくてはいけません。筋肉や骨の発育や病気にかかりにくい器官や皮膚を生成するためにたんぱく質は必須の栄養成分なんです。

良いドッグフードを選ぶコツ

良いドッグフードを選ぶコツは魅力的なキャッチコピーは完全に無視することです。まず最初に確認するべきポイントはパッケージの側面に書かれている原材料表記です。ここにお肉が最初に書かれているドッグフードを選ぶとたんぱく質の割合が多いと判断することができます。

悪質なドッグフードの特徴は最初にコーンや小麦などの穀物類が書かれていることが多いので注意してくださいね。穀物に含まれているグルテンは犬が消化をする酵素を持ちあわせていないので効率よく栄養を吸収することができなくなります。

しかも穀物は栄養価がほとんどないので胃袋の無駄遣いになりますよ。なお、良いドッグフードをお選びの際は、以下のページをご参考になさって下さいませ。

十分な運動も大切

栄養ばかりが子犬の成長を促進してくれるわけではありません。摂った栄養素は運動と連動させることによってさらに体の成長を促進させてくれます。骨や関節への適度な圧力と筋肉の伸縮によるエネルギー消費は丈夫な体づくりには欠かせません。散歩についてですが中には必要ではないという意見が少なからずあるようです。ですが、日を浴びることによってビタミンDが体内に生成されるなどの明らかなメリットがある散歩は必要だと個人的には思います。愛犬と散歩するのって普通に楽しいですよね。

【関連記事】→ 犬の消化時間は何時間?適切な食事や散歩とのバランスは?

専用のサプリメントで栄養補給を

ごはんや運動以外にも犬専用の栄養補給サプリメントを活用する、という選択肢もあります。十分なご飯を食べてくれない、日々栄養管理したご飯を作るのが大変、運動するのが難しい、などなど。思ったようにケア出来ないこともあるかと思います。そんな時の選択肢としてサプリメントの活用も検討してみてましょう。