食いつき良く、皮膚のアレルギーの無いドッグフードでおすすめなら?

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この記事の監修者/キャットケアスペシャリスト
内山智明

犬・猫が大好きな内山です。家では保護猫と一緒に暮らしています。

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愛犬がドッグフードのアレルギーで皮膚に異常が!

食べ物アレルギーとはどんなもの?

食べ物アレルギーは食事後、特定のアレルゲンを口にした後に体を痒がったりします。痒みや皮膚の炎症が起こり必要以上に体を掻くため顔、肢、脇、背中などに脱毛が認められます。酷くなると紅疹と呼ばれ全身が赤くなります。
犬のアレルギーに多い食材とは以下のものになります。

1)肉

牛・鶏・豚

2)穀物

大麦・小麦・ライ麦・トウモロコシ

3)その他

乳製品・卵

アレルギーがでる原因としては体の免疫の異常によって体内に入れると害があるものと認識されるケースがあるのです。それによって体が痒くなったり消化器官に影響が出て下痢や嘔吐を起こすのです。

食べ物アレルギーが出た場合は?

まず何のアレルゲンでアレルギーが出たのかを知る必要があります。病院で検査をする事も出来ますが、すぐに出来る事はドライフードを変える事です。チキンだったドライフードをラムやビーフにするだけで改善される場合もあります。肉は犬にとって最適なタンパク源なので出来る限り肉のフードを与える事が望ましいです。ラムはアレルギーが少ないと言われています。

ですが、残念なことに肉類全部にアレルギーが出てしまう子がいます。その場合は低アレルゲンで作られているフードを選びましょう。各種メーカーではアレルギー対策に低アレルゲン食材をしようしたものが販売されています。低アレルゲン食材とは一般的にアレルギーが出る事が少ないと言われている食品で主な原料は魚やじゃがいもを使ったものになります。ただ、これらの低アレルゲン食材はアレルギーを起こしにくいと言われているだけであって、アレルギーが出てしまう子もいますのでフードを変えたら様子をみる事が必要です。

食べ物アレルギー以外でもアレルギーは出ることがあります。

ドッグフードからくるアレルギーは食べ物からだけではありません。ドッグフードには長持ちをさせるために酸化防止剤や、食いつきをよくするための添加物などが入っています。

添加物の多いドッグフードもアレルギーが出る事があります。特に安いドッグフードなどは材料に粗悪なものを使っているケースが多くそのままでは犬が食べてくれません。そのために犬の好きな香りや味付けを添加物で調整しているのです。人間と同じように犬にも添加物はあまりいいものではありません。アレルギーの原因となったり毛並みが悪くなったり皮膚病を起こす可能性があるからです。

ドッグフードを選ぶときには添加物の少ないものを選ぶことも重要です。良質のドッグフードは肉そのものの匂いやうまみが入っているため食いつきが良いです。

まとめ

愛犬がドッグフードが原因のアレルギーになってしまったら、添加物の出来る限り少ない、もしくは入っていないものを選ぶことが必要です。その上で愛犬のアレルゲンを特定しアレルギーを発症しない食材を見つけてあげて下さい。
現在、アレルギー症状が出ていなくてもアレルギーは花粉症と同じように突然なる事があります。普段問題なくても今後起こる可能性もありますので気を付けてあげて下さいね。