同じフードの長期使用は危険!?「餌の見直し」してますか?

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内山智明

犬・猫が大好きな内山です。家では保護猫と一緒に暮らしています。

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餌の見直しがワンちゃんの健康には大切だった!?

愛犬の毎日の食事、食べられるものならなんでもいいとは思っていませんか?昨今、数多くのドッグフードが出回る中、一度今のフードを見直してみてはいかがでしょう。今回は見直しの基準になるようなお話をご紹介します。

愛犬の健康の見分け方

ドッグフードは愛犬の体を作るうえでとても重要です。そのドッグフードが愛犬にあったものなのかどうか、一度確認してみませんか?
愛犬の体が健康かどうか見分けるためには、「うんち」を見るのが一番です。健康な犬のうんちはころっとして小ぶりです。ウンチを取るとき、地面に跡が残らないくらいがベストと言われています。一方、健康状態の悪いウンチは、日に何度も出る上水分が多く、取った後に地面に少し付着してしまうのが特徴です。

もし愛犬が健康状態の悪いウンチをしている場合、次に紹介する点再確認し、餌を見直してみることをおすすめします。

原材料の確認

まずは原材料です。
犬の体作りに不可欠とされている「動物性たんぱく質」は高価でコストがかかるため、安価なドッグフードの多くは炭水化物や植物性たんぱく質を多く使用することでコストを下げている場合があります。炭水化物や植物性たんぱく質というのは、米やトウモロコシの穀類を指します。今使っているドッグフードの上位に、炭水化物や植物性たんぱく質が来ていませんか?

添加物の確認

次に添加物の確認です。
安価なドッグフードの多くは、先にあげたように栄養バランスや犬の健康をあまり重視しないような原材料を多く使用します。その結果、それだけでは犬が食べたがらないため、香料や着色料を付けることで犬の嗜好性を高めます。また、大量生産されるドッグフードは長期間在庫として保存できなければならず、保存料も添加物として大量に使われています。

犬の健康を考えて作られたドッグフードであれば、余計な添加物は一切使わず、食材そのものの持つ栄養素を最大限に生かすような加工方法をしているものです。添加物を多く摂取しすぎると、将来、肝臓や腎臓などの内臓に支障をきたしたり、がんを引き起こしてしまうこともあります。

まとめ

先にあげた原材料や添加物により、犬によってはアレルギー反応を起こし、拒絶反応を起こす場合があります。そんなときはドッグフードを切り替えるいいタイミングになりますが、多くの犬はだまって食べ続けるでしょう。毎日の食生活で愛犬の健康が少しずつむしばまれていると考えると、きっと放ってはおけないはずです。

長期間、同じフードを使っている方がいましたら、是非この機会に原材料や添加物の点から愛犬の餌を見直してみてはいかがでしょう。

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