可愛い愛犬のお顔に気が付くとよだれやけが…なんていうこともありますよね?
せっかくの愛犬のかわいらしい顔がよだれやけになってしまった
どうにかしてよだれやけをきれいにしてあげたい、
今回、そうお悩みの飼い主さんへ向けて、愛犬のよだれやけ改善の方法とよだれやけ改善におすすめのドッグフード選びについてお伝えしてきます。
愛犬のよだれやけの原因は?
愛犬の被毛が変色してしまいよだれやけにになると、ワンちゃんの可愛さがもったいないですよね?では、そもそもよだれやけは何故出来てしまうのでしょうか?
犬のよだれやけの原因
犬のよだれやけの原因としては、【いつも口回りが濡れている】【よだれの量が多い】【アレルギーにより色素沈着してしまい、よだれやけになってしまう】【口腔環境が悪い】などが原因として挙げられます。
口中の雑菌がよだれを介し口の周りに付着することで起きはじめ、徐々に口の周りが赤茶色になってしまいます。
よだれやけをしやすい犬種
よだれやけはどのわんちゃんでも起こりうるものなのですが、「よだれやけを起こしやすい犬種」もいます。
基本的には色の白い子やシュナウザーの様にお口の周りにおひげの様な毛が生えている子はよだれやけのリスクが高くなってきますし、他にもよだれやけがよく見られる犬種としてトイプードル、マルチーズ、サモエド、日本スピッツなどで見られることが多いです。
また、他にも「毛の色が白い犬」「口ひげがある犬」「歯が少なくなった犬」などは「よだれやけ」を起こしやすいとされています。
2.愛犬のよだれやけを改善したいときはどうすれば?
よだれやけの改善は少し時間がかかることが多いですが、改善方法を大きくわけると3つあります。
口の周りをこまめに拭く。
いつも口回りが濡れている子は、お水を飲んだりしたら飼い主さんがマメに乾いた布で口回りをふいて清潔を保ってあげることを繰り返していると、どんどん被毛の状態は改善されていきますし。
また、よだれの量が多いわんちゃんは、よだれをとにかくきれいに拭いたり、口回りに細菌が沢つかないようにきれいなお水で頻繁に洗ってあげて清潔を保ってあげるだけでずいぶんと症状は改善されていきます。
犬の顔用のウエットシートなどを使い、食後や水を飲んだ後を含めてこまめによだれを拭いてあげるようにしてください。
水分をとらせる。
口腔環境が悪い子は口の中の細菌がどうしても口回りにたくさん付着しやすいので、良く歯磨きをして、口内環境を整えてあげるだけで良くなることもあります。
アレルギーのわんちゃんはどうしても皮膚からも毒素が排出されるので、それが原因でかゆみが起きてしまい、皮ふ自体が色素沈着で赤くなってしまいます。しかしながら食事内容を改善してアレルゲンを排除しすることで、体質も改善されますし、体質改善が促されることで体から出る毒素も減り、皮膚の状態が改善されよだれやけも改善していきます。
できれば体質改善が早く進むように、水分をいつも多めにとらせてあげる事がおすすめ。水分を多くとることで代謝も上がり老廃物の排出が多くなります。そうすると体内環境が良くなりますし、体質改善されます。
このことからよだれやけが防げる場合があります。
ドッグフードを変える。
現在与えているドッグフードが原因で、よだれが多い体質になっている可能性もあります。ドッグフードを変えるだけでよだれやけが治ったということは多くありますので、「食」の面からもケアをしてあげるようにしてみてください。
3.よだれやけに良いドッグフードを選ぶ3ヶ条
ワンちゃんのよだれやけに良いドッグフードを選ぶ際は、以下の3点に気を付けてドッグフードを選んであげて下さい。
酸化防止剤のタイプを見分ける
ドッグフードを選ぶときは、出来るならば添加物が使われていないもの、もしくはなるべく少ないものを選ぶようにしてください。
添加物の代表といえば酸化防止剤が有名ですが、多くのドッグフードに使われる酸化防止剤は品質維持をするため
- 自然由来のもの(ローズマリーやアスコルビン酸、ミックストコフェロールや緑茶などから作られているもの)
- 合成的なもの(BHA、BHT、エトキシキン等)
の2通りがあります。
自然由来のものは体に優しいので良いですが、合成的なものは人間の食品では禁止されているものもあり、そんなものをワンちゃんに食べさせてしまうことは出来ません。
高い確率でワンちゃんの健康に悪影響をもたらしてしまいます。
添加物で品質を補われているもの
また、品質の悪いドッグフードでは安い材料を使っていることが多いので、そのままでは犬の食いつきがあまり良くありません。そのために添加物を使用し犬の好みの香りづけをし、食いつきのいい味にしているケースが実に多いです。
犬にとってこのような添加物の多すぎる摂取は被毛、皮膚、内臓疾患など様々な健康被害を起こします。
ですが添加物にも種類があり、ドッグフードの質を落とさないためのものや着色料、食いつきのための味や香りを変える添加物など多く使われているのが現状です。
食べ物を色で判断しない犬にとっては着色料は必要ありませんし、食いつきを良くさせようと意図的に添加物を使ったものはワンちゃんの健康を損ねるだけです。
「赤色○号」「青色○号」「亜硝酸ナトリウム」「硝酸ナトリウム」などが成分表に記載されていたらまさに危ない添加物ですので、ワンちゃんに与えるのは控える様にしてください。
愛犬の好み・食いつきにも愛情をもってあげて
当然ですがワンちゃんにも「好み」があります。好みの内容か否かで食いつきも変わってきます。
「チキンは好きだけどビーフは苦手」「粒が小さいのは好きだけど大きいのは苦手」などの好みがありますので、これは飼い主さんが普段のワンちゃんの食事具合から「好みはどうなのか?」を判断してあげる様にしてください。
なお、質のいいドッグフードはチキンやビーフなどの生肉を使用し作っていますので、添加物を入れなくても肉本来の香りや味によって食いつきがいいものです。(仮に添加物が入っていたとしても質のいいドッグフードは添加物が必要最低限しか入っていません。)
愛犬の健康や、本当に食いつきの良いものを考えてあげればこそ、危険な添加物を含まないごはんを選んであげる様にしてあげて下さいね。
まとめ
今回は犬のよだれや対策として、よだれやけをきれいにしてあげる方法や、よだれやけ対策におすすめのドッグフード選びについてて書かせていただきましたがいかがだったでしょうか?
よだれやけの原因もわんちゃんによって様々ですが、飼い主さんが日頃から、こまめなケアをしてあげることでずいぶんと症状が改善されることはお分かりになっていただけたと思います。
アレルギーが原因でよだれやけになってしまっている子は、特にお水を多く与えて与えデトックスを促すことが大切になってきますし、体質改善をするためのサプリメントなどを使用するという手もあります。
少し面倒でも愛犬のよだれやけを改善できるのは飼い主さんだけですので、こまめなケアをしてあげてくださいね。
【あわせて読みたい愛犬トラブルの関連記事】