消化器疾患の愛犬におすすめなのはどんなフード?

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この記事の監修者/キャットケアスペシャリスト
内山智明

犬・猫が大好きな内山です。家では保護猫と一緒に暮らしています。

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消化器疾患の場合のおすすめのフード

消化器疾患の場合のフード

愛犬が消化器疾患の場合はどんなフードを与えたらいいのでしょうか?
消化器疾患と言っても食道・胃・小腸・大腸・膵臓などさまざまな原因があります。これらは下痢や嘔吐などの症状を起こす事が多いですが、どの場合も消化のいい食事を与える必要があります。
では胃腸に優しい消化のいいフードとはどのようなものでしょうか?

  • 無添加、もしくは添加物が少ないもの
  • 油分の少ないもの
  • 質のいい肉を使っているもの
  • 穀物が大量に使用されていないもの

これらを備えたドッグフードを選ぶことが愛犬の胃腸に優しいフードとなります。以下に理由を述べています。

それぞれの理由

無添加、もしくは添加物が少ないもの

「無添加、もしくは添加物が少ないもの」ドッグフードには多くの添加物が入っています。長持ちさせるため、酸化させないためなどに使用されているのです。添加物はローズマリーや緑茶など自然のものから抽出された添加物を使用したものを探しましょう。人工的な添加物は体に負担を掛けてしまうだけではなく、健康にもよくありません。そのために軟便になったり消化不良となるケースがあるのです。

油分の少ないもの

「油分の少ないもの」ドライフードは油が使用されています。犬にとっても良質な油は必要ですが、質の悪いドッグフードの匂いをごまかすために大量に油を使用しているフードもあるのです。胃腸の弱い犬は油が多くても胃腸に負担が掛かってしまいます。ドライフードを触った時に手が油でギトギトするようなドッグフードは要注意です。

質のいい肉を使っているもの

「質のいい肉を使っているもの」質のいいドッグフードは生肉を使用しています。その分原材料費が掛かるために安いフードではありません。ですが、安いフードは原材料費を抑えているために肉と言えないようなものを使用しているケースがあります。良質な肉は胃腸に優しいですが、質の悪い肉は消化不良の原因となってしまいます。

穀物が大量に使用されていないもの

「穀物が大量に使用されていないもの」犬は本来肉食です。炭水化物は犬にとって必要な栄養素ですが、穀物の摂りすぎは胃腸を疲れさせてしまいます。原材料には入っている多い順に記載されていますので穀物が上位に来ていないものを選びましょう。

1-3.まとめ

胃腸の弱い愛犬と一緒に暮らしている飼い主さんは食事の事で悩まれる事が多いと思います。胃腸が弱いから手作りフードにしなくてはいけないわけではありません。そして胃腸が弱いから軟便で仕方ないわけでもありません。選んであげるドッグフード1つで愛犬の体調は変わることがあるんです。消化器疾患のために、ぜひ愛犬にあった胃腸に優しいドッグフードを選んであげて下さいね。