アレルギー性腸炎の食事に最適のお腹への負担が少ないフード選びで大切なことは?

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この記事の監修者/キャットケアスペシャリスト
内山智明

犬・猫が大好きな内山です。家では保護猫と一緒に暮らしています。

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アレルギー性腸炎のためのドッグフード

アレルギー性腸炎のためのドッグフード選び

アレルギー性腸炎の場合にドッグフードを選ぶ基準はどのようなものがあるのでしょうか?
アレルギーが起きにくいドッグフードを選ぶ必要があります。

  • 原料が肉(生肉)を加工してある事
  • 人工的な添加物が入っていない事
  • 穀物が多く入っていない事

この3つのポイントが抑えられているドッグフードを選びましょう。

この3つはアレルギーを引き起こしやすい原因となるからです。犬がアレルギーを起こす原因は様々ありますが、アレルギーの原因として多いのは、添加物や穀類によって引き起こされます。

それぞれの詳細を解説

原料が肉(生肉)を加工してある事

「原料が肉(生肉)を加工してある事」これは、肉類にアレルギーがない事が前提ですが、犬にとって肉は健康のために必要な食べ物です。ですから、生肉が加工されているフードを積極的に選びましょう。生肉を加工しているフードがお勧めです。

ミールなどと書いてあるのは人間が捨てるような部分も肉とミンチにして加工している事がありますので要注意です。牛や豚はアレルギーが比較的多く、家禽類や鶏、ラムなどは比較的少ないと言われています。ただその子によってアレルギーが出る食材は違いますのでよく選んであげましょう。もし肉類が全て難しいようであれば、最近では魚(サーモンやなまずなど)を使ったフードもありますのでその子のアレルギーを見て選んであげて下さい。

人工的な添加物が入っていない事

「人工的な添加物が入っていない事」ドッグフードには防腐剤を含め添加物が多く入っています。その中でも人工的な添加物はアレルギーの原因となりやすいので、緑茶やローズマリーなど自然のもので抽出された添加物を使用しているフードを選びましょう。ソルビン酸やBHA、エトキシンなどが使用されているフードも現在では普通に出回っています。

これは犬は健康を害さないという判断のようですが、人間でも厳しく規制されているものを愛犬に与えるのは心配ですよね。このような人工添加物はアレルギーの原因以上に健康に心配になってしまいます。

穀物が多く入っていない事

「穀物が多く入っていない事」とうもろこしや小麦、大麦などはアレルギーが発症しやすいとされています。原材料は含まれるものが多い順から記載されていますので、穀物があまり多く入っていないものを選ぶ事も必要です。

原材料をみて上位3番以内には穀物が使用されていないものを選んだ方がいいでしょう。ただ、玄米や米は消化に優しいという事で使用されているフードも現在では見かけます。少なくとも主原料がトウモロコシなどのようなフードはひかえてあげましょう。

まとめ

愛犬のアレルゲンを特定し、何でアレルギーが起きているのかを知る事が一番の近道です。アレルギー性腸炎といってもその子によって様々な要因が考えられます。少しでも早く愛犬にとってベストな食事を見つけてあげて下さいね。