犬が食べていい野菜は何でしょうか?
犬は本来肉食です。野菜などをあげても問題ないのでしょうか?犬の生き物ですから様々な栄養を体に取り入れる事は健康のためにはいい事です。ただ、野菜の中でも消化が得意じゃないものがあったり、毒になってしまうものもあります。
愛犬の消化に役立つ野菜
レタス、白菜、キャベツ、さつまいも、大根、ブロッコリー、かぼちゃなどが犬に適している野菜です。
しかし人間と違って腸が短い犬は野菜をたくさん食べるには適していません。ただ、犬は胃もたれや消化不良を自分で改善しようという本能から野生の葉を食べて生きてきました。
犬にあげてもいい野菜を覚えて適度な量を定期的にあげるといいかもしれません。
普段ドライフードを食べている犬は水分不足になりがちですが、野菜を適度に摂ることで水分も取ることが出来るのです。
そして野菜にはさまざまな栄養だけではなく食物繊維が多く入っています。食物繊維は消化されないために腹持ちがよく、便の量も増えるために便通がよくなります。
ただ、食物繊維が多いと消化されない分、便秘になったりと逆効果になりますので適度にあげましょう。
消化のいい食物繊維が多い野菜
・レタス
95%以上が水分からできており食物繊維があまり多くありませんので他の野菜よりは大目にあげても問題ありません。普段から水分をあまりとらない子には適しています。サニーレタスやリーフレタスは少し食物繊維が多いのであげすぎには注意です。
・白菜
発がん性を抑えるイソチオシアネートが入っていて利尿を促します。キャベツよりも低カロリーでタンパク質が多いです。
・キャベツ
ただ、茹でた方が与えやすいですが茹でると他の栄養が流れてしまうのでさっと湯通しする位がいいです。
・さつまいも
体の抵抗力を高めるビタミン郡も多いです。とても健康的な野菜ですが、食物繊維が多いのでたくさんあげると便秘になったり消化不良を起こしてしまいます。必ず焼く、蒸す、茹でるなどした後で冷ましたものを与えましょう。
・大根
生のまま与えると消化酵素の働きがいかせます。おろしたものを少量与えたりスティック状にして与えれば歯ごたえを楽しみ事も出来ます。
・ブロッコリー
ビタミンCが多く含まれており免疫力を高めます。ただ茎の部分は食物繊維が多すぎるため下痢や便秘を起こしやすいので注意です。房部分を塩を入れずに茹でて冷ましたものを与えましょう。
・かぼちゃ
老化を抑えるビタミンC,Eなどを含みます。ただ、食物繊維が多いので大量にあげると下痢や便秘、軟便の原因となってしまいます。茹でたり蒸したものを少量にしましょう。
まとめ
犬の消化を考えた時には食物繊維が豊富なこれらの野菜を取る事をお勧めします。ですが、食物繊維は摂りすぎると反対に消化不良になってしまうことがあります。
愛犬の体のサイズを考えて少量を与えましょう。