食べない愛犬が食べてくれる!?フードボウル選びで大切なこと

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この記事の監修者/キャットケアスペシャリスト
内山智明

犬・猫が大好きな内山です。家では保護猫と一緒に暮らしています。

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食欲をそそるフードボール

フードボールを変えるだけで食欲増進!?

愛犬の食欲があまりない、食が細い、食べ方が下手…そうお悩みの飼い主さんは意外に多いものです。フードは質のいいものを選んで与えているのに食べてくれないのは困ってしまいますよね。ここでフードが悪いのかと思ってドッグフードを変えても改善しないなんていう場合には、フードボールを変えてみませんか?
実はフードボールを変えるだけで愛犬の食が進んだり、食べ方が上手になるケースは多いのです。

フードボールも可愛いキャラクターのものも販売されていたり見た目で重視しがちですが、犬は見た目を気にしません。その分食べやすいもののが愛犬にとっては嬉しいものです。
素材もプラスチック、ステンレス、陶器、セラミックなどが使用され、色んな形のフードボールがありますが実際にどのようなものを選んでいますか?

ここで選ぶべきフードボールの特徴をお伝えします。

  • 重さのあるもの
  • 底にゴムのついたもの
  • 片側に大きなへりのついたもの
  • 早食い防止専用のもの

これらを選ぶことで愛犬の「食」の質があがるかもしれません。

フードボールの特徴

「重さのあるもの」プラスチックは軽いし落としたりぶつけても割れなから、と選んでいる方が多いと思います。可愛いキャラクターが描かれた製品もプラスチック商品に多いのが特徴です。ですが、軽いというのは犬にとって食べにくいものでもあります。特に犬はがっついて食べる傾向がありますので、勢いよく食べるとお皿が動いてしまいます。それによって食べにくいと愛犬は感じているかもしれません。

底にゴムのついたもの

「底にゴムのついたもの」こちらも愛犬がこぼしたり動かしたりするのは防止するためです。きちんとゴムがついていて愛犬がちょっとぶつかったくらいでは動かないものを選んであげましょう。

片側に大きなへりがついたもの

「片側に大きなへりがついたもの」これと同じ効果として、食べる部分が斜めになっていてフードが下にたまる様になるフードボールもあります。これは鼻が短い犬が特に食べやすいように工夫されています。短頭種ではなくてもフードボールに顔を突っ込んで食べる犬は、自分の鼻でフードをお皿の外に出してしまいがちです。このようなフードボールにすることでドライフードがこぼれにくいので、しっかりと食べる事が出来ます。

早食い防止専用のもの

「早食い防止専用のもの」こちらはお皿の中に突起があり大きな口で丸ごとフードを食べる事が出来ません。突起をよけながら少しずつ食べるように工夫されています。犬は本来、丸飲みする動物ですからドライフードを丸飲みするのも問題はありませんが、むせてしまう子やシニア犬に向いています。一気に食べる事が出来ませんので少しダイエットが必要な犬にも向いていると言えます。

まとめ

愛犬の食べ方があまり上手でない、食が細いなどという飼い主さんには、ドッグフードだけではなく、ぜひフードボールの見直しもしてください。もちろん、あまりにも食が細いようなら胃腸など疾患も考えられますので病院での検査もしてあげて下さいね。

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