犬のアトピーの治療方法
犬のアトピーの症状とは?
犬もアトピーになります。アトピーにも様々な症状がありますが、一番多いのはアトピー性皮膚炎が非常に多くなっています。アトピー性皮膚炎はアレルギーに対して過剰反応してしまった場合の多く表ます。犬種や年齢によって出やすい場合があります。
- 犬種 例・柴、シーズー、ゴールデン・レトリーバー、ラブラドール・レトリーバー、ボストンテリア、ウエスティ、シェットランド・シープドッグ等がなりやすいです。
- 年齢 例・アトピー性皮膚炎の発症年齢はおおよそ7割が3歳以下で発症と言われています。
アトピー性皮膚炎の症状とは……
- 体を痒がる、舐める
- 紅班 こうはん(皮膚が赤くなる)
- 色素沈着(皮膚や被毛が黒っぽくなる)
- 苔癬化 たいせんか(皮膚が固くなる)
- 掻破痕 そうはこん(・ひっかき傷の痕)
- 脱毛
このような症状が出たらアトピー性皮膚炎の可能性が高いです。
アトピー性皮膚炎の改善法
1)アレルゲンの確認
愛犬が何のアレルゲンによってアトピー性皮膚炎が出ているのか確認しましょう(食べ物・ハウスダスト・植物など)。
2)痒み対策
痒がっている場合は皮膚が傷つくだけではなく症状の悪化に繋がります。あまりにもひどく痒がっている場合は病院でかゆみ止め(ステロイドなど)を貰う事も必要です。あとは洋服を着せたりすることも対策の1つです。
3)体質改善
体質改善は食事から出来ます。添加物を抜いた食事に変えたら治ったというケースもあります。ドライフードやウェットフードには添加物が含まれています。これには、日持ちさせるためのものや、見た目をよくするもの、食いつきをよくするためのものなど様々な理由があります毎日ごはんを買いに行くわけにはいきませんので、日持ちさせるための添加物は必要です。ですが、天然の添加物(緑茶やローズマリ抽出の酸化防止剤やビタミンの集まりであるミックストコフェール)などは健康に害がありませんが人口添加物(BHA、BHT、エトキシキン)などは人間には使用が限られているものですので、使用されている酸化防止剤を確認しましょう。着色料も犬には必要ありませんし、質のいいフードには食いつきをよくする添加物を使う必要がありません。毎日食べるものだから、少しでも安いお買い得な商品に目がいきやすいですが、反対に毎日食べるものだからこそ、質のいいものをあげて下さいね。
まとめ
アトピー性皮膚炎は早い対策をしないとどんどん悪化して治りにくくなってしまいます。愛犬も体が痒くてストレスが増える一方です。アレルギーは突然発症することのある病気です。愛犬のために毎日のコミュニケーションをして体のチェックをしてあげましょう。