ドッグフードを保管する際に注意すべきことは?

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この記事の監修者/キャットケアスペシャリスト
内山智明

犬・猫が大好きな内山です。家では保護猫と一緒に暮らしています。

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ドッグフードの保管方法は?

ドッグフードは保管方法で質が変わってしまうんです!

ドッグフードは毎日購入するものではありません。そのために、ドライフードには酸化防止剤が添加されています。ウェットフードは出来る限り小分けで真空パック、もしくは缶詰などで腐りにくいように加工されています。
ですが、いくら腐りにくいからといって保管が悪ければドッグフードの質は悪くなってしまいます。せっかく愛犬のために選んだ上質フードをいい状態のままあげられるように保管方法にも気を配りましょう。

ドライフードやウェットフードのパッケージにも記載があると思いますが、冷暗所での保管は必須となります。そのうえでそれぞれに必要な保存方法をお伝えしていきます。

ドッグフードの最適な保存方法

ドライフードの場合、フードは長期保存できるために油でコーティングされている事がほとんどです。この油というのは、空気に触れる事でどんどん酸化してしまうために酸化防止剤というものが添加されていますが、毎日空気に触れる事で質が落ちてしまいます。酸化してしまったフードは健康を害するものです。

最近では大袋の中に小袋で少量ずつ分けられているフードもあります。ですが、愛犬のために選んでいるフードが大袋の場合はどうすればいいでしょうか。まず、ドッグフードの購入は1.カ月程度で食べきれる量の購入をする必要があります。その上で、ジッパー付きの袋に空気を抜いて数日分ずつ保管すると一層効果があります。

もしそれが難しいようであれば、1.週間分ほどをフード容器に入れ大袋の空気を抜き、しっかりと口を閉じておくだけでも違います。フードを空気にさらさない事を考えるのです。

ウェットフードの場合は水分含有量が多いために、一度封を開けてしまったら腐りやすくカビが繁殖する恐れもあります。もし、1.度で食べきれないほどの缶詰やパックを開けてしまったらすぐに冷蔵保管しましょう。この場合は、缶詰のまま保管するのは良くありません。

缶詰の成分は空気と触れる事で有害物質が出ることもあるからです。かならず、お皿など別容器に移しかえて、ラップなどで密封しすぐに使い切る様に心がけましょう。犬はカビが生えていたり、悪くなっていて味がおかしくても食べてしまう子がほとんどです。きちんと飼い主さんがチェックしてあげましょう。

ドッグフードの保管方法のまとめ

このようにそれぞれドッグフードの保管方法の違いでドッグフードの質が落ちてしまいます。美味しくなくなるだけではなく、栄養素が壊れたり、健康を害する場合も出てしまうのです。せっかく愛犬のために上質なドッグフードを選んでいても、保管方法が間違っていれば全く意味のないフードになってしまいます。きちんと管理して愛犬においしいままの上質フードをあげられるようにしてあげて下さいね。