愛犬の毛並み、毛艶を良くするために必要な事
犬の毛並み・毛艶が悪くなる原因とは?
愛犬の毛並み、毛艶が悪いとどうしても見ていて可哀想ですよね。なぜ、毛並み、毛艶が悪くなってしまうのでしょうか?
毛並み、毛艶が悪くなる原因と対策
- 食事の質が悪い
- お手入れが足りない
- 病気
主に毛並みや毛艶が悪い原因はこの3点が考えられます。
食事の質が悪い
犬の被毛には良質なタンパク質が必要です。犬にとって良質なタンパク質というのは動物性のタンパク質や脂質を指します。普段あげているドッグフードのパッケージにきちんと何の肉が使われているか記載されているものを選ぶことが必要です。質のいいドッグフードの原材料では生肉をそのまま加工しているものがほとんどです。反対に質の悪いものは生肉ではなく鶏1羽をまるまるミンチにしたミールのようなものを使っている場合があります。タンパク質についで重要なのは脂質です。脂質としては植物性のみではなく亜麻仁とサーモンオイル(魚油)などバランスよく使われているものが被毛には適しています。特に不飽和脂肪酸(オメガ3~6)は体内で作る事が出来ないので飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸がバランスよく入っているものを選ぶ必要があります。
お手入れが足りない
ブラッシングは定期的に行う事が必要です。トリミングに定期的に行く場合でも家でのお手入れは必要ですし、毛の短い子に関してもブラッシングは重要です。ブラッシングは皮膚の血行を促進しますので皮膚も丈夫になり毛並みにも影響します。毛の長い子は絡まったり毛玉が出来やすいのですし、毛の短い子は抜け替わりますので、死毛を取り除くためにもブラッシングは重要です。本来抜けるべき死毛がいつまでも皮膚に絡みついているというのは皮膚によくありません。
あとはシャンプーも定期的にする事が必要です。人間のようにこまめにシャンプーをすると皮膚が荒れてしまいますが、月に1度から2度はシャンプーを心掛けてあげる事で皮膚の清潔になり被毛にも効果が出ます。
病気
内臓疾患やホルモン異常によって毛並みや毛艶が悪くなる場合もあります。元気がないなど体調の変化が見られた場合には病院へ行くことをお勧めします。
犬の毛並み・毛艶のまとめ
犬の毛並みや毛艶は食事と定期的なお手入れでよくなる場合がほとんどです。特に定期的なブラッシングやシャンプーは愛犬とのコミュニケーションにもなります。体の状態の変化を見極める大事な時間ともなり皮膚病などの病気にも気が付きやすいです。愛犬の被毛のために日々気を付けて見てあげて下さいね。