食いつきをよくするコツ!ドッグフードのふやかし方とは?

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この記事の監修者/キャットケアスペシャリスト
内山智明

犬・猫が大好きな内山です。家では保護猫と一緒に暮らしています。

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ドッグフードをふやかすことについて

ドッグフードをお湯でふやかして指でつぶしてみよう

愛犬が歳をとったとき、胃腸の調子が悪いとき、最近なんだか食いつきが悪いな、と感じた時・・・『ドッグフードをふやかす』という方法が効果的です。普段はカリカリのドッグフードばかり食べてるけど、ふやかして与えても大丈夫?と不安に感じる方もいるかもしれませんが“大丈夫”です。むしろ、犬の年齢や体調などに合わせてフードの形態を変えることは、食欲を増したり負担を減らす効果がありますから、是非一度試してみることをおすすめします。

ふやかし方は?

カリカリのドッグフードをふやかす方法は簡単です。まず、30度~40度のお湯をかけ、熱が冷めるまで待ちます。お湯の温度が分からない場合はぬるま湯でも大丈夫です。15分ほどして、水分を吸ったドッグフードは粒が大きくなっています。指で確認して、押して潰れる程度になっていればOKです。ふやかすことで水分も一緒に摂ることが出来るので、まさに一石二鳥というわけです。

ふやかすことでのメリットは?

このようにふやかしてドッグフードを与えることで、老犬で歯が弱くなってしまった子や、病気や出産後の体力回復時の子の負担を軽減することが出来ますし、普段のカリカリ状態のドッグフードに飽きてしまった子などには非常に効果的なのです。

もちろん、普段と違った形状のご飯に驚いてしまい、逆に食べなくなってしまう子もいますから、そんな時はカリカリとふやかした状態のドッグフードを混ぜ合わせたり半々にして与えるなど工夫してあげてください。

また、ふやかしたドッグフードは満腹感を与えてくれますから、ダイエット中の子にとってもうってつけの方法でもあります。なかなか体重が減らない、ダイエットがうまくいかないという子に試してみるのもいいでしょう。大切なのは、その犬の状態に合わせて食事を工夫してあげること。ふやかしたり、カリカリにしたり、飼い主さんがその都度きちんと調整してあげてください。必要に応じて臨機応変に対応できる柔軟性も大切ですよ。

まとめ

上述したように、老犬のごはん負担軽減対策としても、太り過ぎた愛犬のダイエット対策としても活用できるドッグフードのふやかしは非常に効果的な食事の仕方の一つ。そして犬の状態によって食事形態を変えてあげることは非常に大切なことで、飼い主さんの腕の見せ所でもありますし、それは長く、健康的にワンちゃんと過ごしていくためにも非常に重要なポイントとなります。

ワンちゃんは自分から「これが食べたい」とは言えません。だからこそ、飼い主さんがワンちゃんの様子からくみ取ってあげることが大切です。普段から体にいれるものだからこそ「ドッグフード選び」や「ドッグフードの与え方」にはこだわるべきですし、そのための知識を持っておくのも飼い主さんの責務の一つ。上手なごはん選びで、ワンちゃんの健康をまもってあげて下さいね。