ドッグフードと手作りごはんなら犬が長生きするのはどっち?
ドッグフードと手作りはどちらが長生きする?
愛犬に対して、ドッグフードをあげるのが良いのか、あるいは手作り料理を与えるのが良いのかと考えられる事があります。それによってどちらの方が長生きできるのかというのが気になるところでしょう。
日本では主に愛犬に対してドライのドッグフードを与えられている事が多いのに対して、海外では手作りのフードを与える事が多いとされています。
海外ではドッグフードにメラニンの混入やカビなどの問題があり、多くの犬が命を落としてしまったという問題も関係してか、手作り料理を与えている事が多いようです。しかし、手作り料理を愛犬に与える海外の犬の平均寿命は20歳にまで登るという事も言われています。
そうすると手作りの方が愛犬の長生きに貢献できると思われがちですが、一概にそうとは限りません。手作り料理で愛犬にフードを与える場合、「栄養バランス」を意識する事はもちろん、「含めてはいけない材料」を省き、さらに新鮮さや品質にもこだわりを持たなければいけません。
対してドッグフードに関しては、犬の成長や健康に必要となる栄養素が含まれており、品質が悪くなりづらい特徴もあります。
結論としては、手作りでフードを作れる知識がある事を前提とするならば、手作り料理とドッグフードのどちらも与えるのが、正しく栄養バランスを取れて良いでしょう。手作りだけでは栄養を全面的にカバーするのは大変となるため、バランスよく作られたフードをしっかり使うのもいいです。
ただ、手作りごはんとドッグフードにはそれぞれ問題点もありますので、それらを把握した上で、実際に食生活に取り入れるのがいいでしょう。
手作りごはんの問題点
犬に長生きをしてもらうために手作りごはんを作ることはとても良いものです。しかし、手作りごはんの問題点があります。それが作り手の飼い主が食材に関する正しく豊富な知識、アイディアがあるかです。
作る人に知識がない場合、犬を長生きさせるための手作りごはんは効果が出てきません。それもそうです。どうすれば犬にとって良いのか、犬にとって必要な栄養がどれで獲得できるかなどがわかっていないのですから、プラスになるようなものを与えることはほぼ難しいでしょう。下手をするとマイナスを犬に与える場合があります。
そのため、手作りごはんを使って犬に長生きをしてもらう場合は相応の知識が必要になり、知識がないと逆効果になる心配もあるので注意が必要です。
ドッグフードの問題点
ドッグフードですが、これは犬用の餌であり、栄養バランスの良い物が多くあります。しかしここで問題になるのが、実際に何が入っているか、作り方などがわからない点です。原材料として表示がありますが、全部理解できればよいですがそうでないと少しわかりにくいです。
また、良いと思っても何かしら問題があったりする場合もありますので、ドッグフードの使いどころは考えれば考えるほど難しくなります。それでも良いものを使っているものを使っていけば長生きも出来るかもしれません。
ちなみに、パッケージに原材料が書かれていないドッグフードは何が含まれているか把握できないため注意が必要です。
まとめ
ドッグフードか手作りごはんのどちらが長生きできるのかという事では、犬の健康を維持できる事が長生きに繋がるとすると、どちらも有効な食事の与え方と言えます。上手に栄養を考えて与えられるのであれば手作りも良いですし、それが難しいのであればドッグフードを利用するのがバランスよく便利です。