犬の老化を防ぐ食生活
犬は6歳前後からシニア期(老犬)と言われます。食生活は犬の体を作る基本です。食生活1つで病気になる可能性がぐんと増えてしまう事もあるのです。ではどんな食生活が老化を防いで健康で居られる食生活なのでしょうか。
犬の老化を防ぐ食生活
- 噛み応えのあるもの
- 脂質の少ないもの
- 生肉やサプリメントの併用
犬の老化を防ぐ食生活で必要なのはこれらが重要です。
1)噛み応えのあるもの
噛み応えのあるものというのは、食べ物をよく噛むことで脳が活性化されるとされています。人間も同じでよく噛むという行為は犬にとっても重要です。脳の活性化は痴呆予防にもなります。そして噛み応えのあるものというのは、歯を丈夫に保ちます。若いうちから柔らかいものばかりを与えていると歯槽膿漏になる可能性も高くなってしまいます。
2)脂質の少ないもの
脂質の少ないものというのは、愛犬の体形を維持するためです。過剰な糖質や脂質は肥満を招きます。肥満というのは糖尿病や心臓病を併発しやすい他、脂質や糖質の分解は臓器に負担が多くかかります。脂質や糖質は犬にとって必要な栄養素ではありますが、摂りすぎは害にしかありません。
3)生肉やサプリメントの併用
生肉やサプリメントの併用というのは、適度に与える事によって健康を維持するためです。若いうちからサプリメントを併用させる必要はありません。レバーや軟骨、そして生肉(苦手な子はさっと茹でた物)などを時々適量与えましょう。ドッグフードは健康を考えた上で栄養バランスが優れたフードになりますが、肉本来がもつ新鮮な栄養には勝てません。ドッグフードの量を少し減らして肉類やレバー、軟骨などからコラーゲンやビタミンE、動物性タンパク質などを摂取する事はとても健康にいいことです。ただ、年と共に歯が弱くなったり、消化に時間のかかる食材はかえって負担が掛かります。そのために年を取ってきたらサプリメントで栄養を補う方法があります。
【参考記事】
食生活とともに運動の改善も
食生活の改善を必要ですが、当然食生活だけで老化は防げません。食生活の他に運動も重要です。運動は筋力を衰えさない他に、脳の活性化に繋がります。若いうちは走ったり、激しい運動をしても問題はありませんが、年と共に激しい運動は関節を痛めてしまいます。関節が弱くなった子に走ったりさせれば悪化を招いてしまうのです。歩いて散歩をするだけでも脳の活性化に繋がります。散歩の最中に匂いを嗅ぐ行為は脳に刺激を与えるのです。例えばオヤツを手に隠してどっちの手に入っているかなどと犬が考える遊びを取り入れる事も脳の刺激に繋がります。
まとめ
愛犬の老化を防止するための食生活は老化が始まってからでは遅いのです。元気なうちは老化の事を考える事は少ないですが、犬は人間より早く年を取ります。早いうちから老化を防ぐ食生活に見直してあげて適度な食事と運動を心掛けて愛犬の老化を防いであげて下さいね。
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