初めての無添加ドッグフードの選び方では目的と症状を予め押さえよう

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初めて無添加ドッグフードを選ぶ際には、目的と症状を予め把握することが大切です。犬の健康には、適切な食事が欠かせないため、無添加ドッグフードを選ぶ際には慎重に判断する必要があります。

そこで本記事では、無添加ドッグフード選びのポイントを解説し、初めて選ぶ飼い主さんにもわかりやすくお伝えします。

この記事の監修者
この記事の監修者/キャットケアスペシャリスト
内山智明

犬・猫が大好きな内山です。家では保護猫と一緒に暮らしています。

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無添加ドッグフードの選び方はココに注目!

ドッグフードの選び方

愛犬家に人気で「無添加ドッグフード」。「プレミアムドッグフード」や「ナチュラルドッグフード」と呼ばれていますが「オーガニックドッグフード」という総称もあります。合成防腐剤や添加材、化学薬品などが使われていないドッグフードとして人気です。

無添加ドッグフードの選び方について参考になりましたら幸いです。犬の健康には、適切な食事が欠かせないため、選び方には十分な注意が必要ですが、特に以下の項目について押さえておきましょう。

1.手作りと市販品

手作りご飯を与えている方も多いそうですが、手作りのご飯よりも栄養価が高く与えやすいことから無添加ドッグフードへの人気は年々急増し、必須ビタミンやアミノ酸も含むことからAAFCO栄養基準に合格し安全を保障されたドッグフードとして話題です。

2.症状に合わせる

食の安全が保障されている無添加ドッグフードは肝臓や腎臓が悪いわんちゃん、皮膚病やアレルギーを持っている愛犬に良いと言われているドッグフードです。「肝臓や腎臓が悪い」こういったトラブルを抱える愛犬たちは、どうしても食事の影響を大きく受けてしまう傾向にあります。そこで、無添加ドッグフードで根源から病気や消化不良を治すべく開発され、愛犬家たちの人気を集めているというわけです。

3.国産と海外製

無添加ドッグフードは、国内産でも海外産でも同じです。国内産は、脂の酸化という原材料への品質の心配が少ないというメリットがありますし、海外産はドッグフードの文化が長くドッグフードに関しての開発研究が進んでいることから更に高品質な原材料を使っているというメリットがあります。

海外産の無添加ドッグフードを選ぶなら

輸入方法に気を付けてください。正規品の場合専用コンテナで輸入しているので品質保証もちゃんとしていますね。でも、並行輸入は劣化が激しく、品質保証もないので注意が必要です。

正規品と並行輸入品の違いであり、正規品は輸入品よりもコストがかかり少々値段が高くなります。ですが、安全性も高く並行輸入品より品ひつが高いことで有名です。並行輸入品の場合、コンテナで運ばれる際に温度調整がしっかりできているものは特に品質への影響はありません。

ですが、通常室内温度を一定に保つことが出来ないコンテナ輸送はドッグフードの劣化が早く進んでしまいます。その為、海外産である無添加ドッグフードはコンテナ輸送の際に、「大量生産をせず受注により製造し劣化や品質の低下への対策をしている」というところが多いでしょう。

値段相場

無添加ドッグフードの相場は2キロで2000円~4000円程度です。更に高いものもありますが、値段を抑えようとしてもどうしても2000円を越してしまうものが一般的です。

4.グレインフリーかどうか?

グレインとは、主に小麦や米などの穀物のことを指します。グレインを含んだドッグフードは、アレルギーを持つ犬や消化器系が弱い犬に悪影響を与えることがあります。そのため、グレインフリーのドッグフードを選ぶことが望ましいとされています。ただし、犬種や健康状態によっては、グレインを含んだドッグフードを選ぶ方が良い場合もありますので、ワンちゃんの体調に心配のある方は、予めかかりつけの獣医師や専門家に相談することをおすすめします。

涙やけ対策の有無

涙やけは、犬の目から分泌される涙が顔の周りに付着し、そこに細菌が繁殖することによって起こる問題です。涙やけ対策には、食事の見直しやトリミングの方法などがありますが、原因によって適切な対策が異なります。例えば、アレルギーが原因の場合は、アレルギーに対する配慮が必要です。涙やけ対策の必要性を判断するためには、まず獣医師に相談してみてください。

5.年齢に合わせたドッグフード選びの重要性

犬の年齢に応じて、必要な栄養素や栄養価が異なるため、適切なドッグフード選びが重要です。

パピー、成犬、シニアの違い

例えば、パピー期の犬は成長に必要な栄養素が多く含まれたドッグフードが必要です。一方、シニア期の犬は、消化器官の機能が低下しているため、消化しやすいドッグフードを選ぶことが望ましいです。

6.口コミもある程度参考に

ドッグフードを選ぶ際には、利用者の口コミも参考にすることができます。ただし、口コミには主観的な意見が含まれるため、自分の犬に合わせた選び方をすることが大切です。

また、口コミだけに頼らず、ドッグフードの成分や栄養価なども確認し、総合的に判断することが望ましいです。

7.まずはサンプルから試してみる

どの無添加ドッグフードもプレミアムで愛犬の健康を考えているものばかり「サンプルの無料プレゼント」や「激安のお試しコース」などを行っているメーカーであれば試してみると良いでしょう。そういったものがない場合は、口コミや評判など気を付けて確認し安全かどうか確証を持ってから与えてあげてください。

8.製造元に注意

無添加ドッグフードと書いておきながら添加物を含んだ商品を販売している悪徳メーカーもあります。出来るだけ100%無添加ドッグフードなことを確認しもし記載がないようであればメーカーに問い合わせてみると良いでしょう。無添加ドッグフードだからといって安心せず、愛犬のアレルギーや体質なども考えて、ドッグフードを選んでくださいね。

ドッグフードを切り替える際に注意すべきポイント

ドッグフードの切り替え

急激に切り替えない

ドッグフードを急激に変えると、犬の胃腸に負担がかかり、下痢や嘔吐などの症状が現れることがあります。徐々に切り替えることで、犬の体に負担をかけずに、新しいドッグフードに慣れさせることができます。

成分を確認する

犬に必要な栄養素がバランスよく含まれているか、原材料に問題がないかを確認しましょう。特に、犬のアレルギーのある成分が含まれていないかを確認することが重要です。

犬の体調を観察する

ドッグフードを切り替えた後は、犬の体調をよく観察しましょう。下痢や嘔吐、皮膚トラブルなどの異常があれば、早めに獣医師に相談しましょう。

適量を与える

ドッグフードの適量を与えることで、犬の健康を維持することができます。パッケージの指示量を参考に、適切な量を与えるようにしましょう。

【Q&A】ドッグフード選びでよくある質問

Q
無添加ドッグフードとは何ですか?
A

無添加ドッグフードとは、人工的な添加物や防腐剤、合成着色料や香料を一切使用せず、自然な原材料のみで作られたドッグフードのことです。

Q
ドッグフードに必要な栄養素は何ですか?
A

ドッグフードに必要な栄養素は、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルなどです。これらの栄養素は、犬の成長や健康維持に欠かせないものであり、バランスよく含まれていることが望ましいです。

Q
グレインフリーのドッグフードはどういう意味ですか?
A

グレインフリーのドッグフードは、穀物を含まず、代わりに野菜や果物、肉類を原材料として使用したドッグフードのことです。穀物に対するアレルギーや消化不良がある犬には適しているとされています。

Q
犬の年齢に合わせてどのようなドッグフードを選べばよいですか?
A

犬の年齢に合わせて適切なドッグフードを選ぶことが重要です。パピー用のドッグフードは、成長に必要な栄養素がバランスよく含まれているものを選びます。成犬用のドッグフードは、健康維持に必要な栄養素が含まれているものを選びます。シニア用のドッグフードは、関節痛や認知症などの予防・改善に役立つ成分が含まれているものを選びます。

Q
口コミや評価を見てドッグフードを選ぶことは大丈夫ですか?
A

口コミや評価を参考にすることは良いアイデアですが、必ずしも正しい情報を得られるとは限りません。自分の犬の健康状態や好みに合わせて、信頼できる情報源から情報を収集し、適切なドッグフードを選ぶことが大切です。

まとめ

無添加ドッグフードについてお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?ドッグフード選び一つで愛犬の健康状態に大きな影響が出てきます。大切なワンちゃんと長く、元気に暮らしていくためにも、普段からの食生活には気をつけてあげるのが飼い主さんにとっての大切なお仕事といえるかと思います。

大切なひと時を少しでも長くワンちゃんと過ごすためにも、ぜひドッグフード選びにはこだわりをもってみて下さいね。