Whole dog journalとは?フード選びで大切なこと

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この記事の監修者/キャットケアスペシャリスト
内山智明

犬・猫が大好きな内山です。家では保護猫と一緒に暮らしています。

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Whole dog journalって何?フードの選び方

Whole dog journalって何かあなたはご存知でしょうか?Whole dog journalというのはアメリカでもっとも権威のある有料のインターネット雑誌です。Whole dog journalの立ち位置としては第三者機関として公平な目線でドッグフードを評価してますよといった感じです。また、信頼できるおすすめのドッグフードとして毎年ランキング形式で発表しています。

YouTubeなどによくある広告が載っていないので信憑性は高いと思われます。ですが、個人運営のようなので間接的にドッグフードメーカーから収入を得ている可能性はゼロとは言い切れません。とはいえ、Whole dog journalのドッグフード選定基準はしっかりしているようのでまったくダメという訳ではありませんよ。次はWhole dog journalの選定基準の内容についてです。

Whole dog journalのドッグフード選定基準

Whole dog journalが推奨しているドッグフードは以下の7項目に沿って評価しています。

  1. 高品質で動物性タンパク質を多く含んだものを使用している。
  2. 副産物(肉以外の部分、内蔵、皮、毛など)や家禽副産物は含んでいない。
  3. どの種類の原材料なのか不明確な脂肪やタンパク質を含んでいない。
  4. 質の良い穀物や野菜を使用している。
  5. 人工着色料、香味料、防腐剤などは含んでいない。
  6. 甘味料は使っていない。
  7. オーガニック(有機)の原材料を使用している。

以上の7項目を基準としてドッグフードを評価しています。以前はワーストのドッグフードも発表していたようですが今は公表していないようでした。

Whole dog journalの推奨ドッグフードは安全なの?

前途でお伝えした7項目を見てみると安全なドッグフードという印象を受けるかもしれません。ですが、個人的には逆にたった7項目しか選定基準が無いの?と思ってしまいます。というのもトウモロコシ、米、麦などの穀物は犬の消化に悪いと分かっているのに項目を見ると良しとしています。穀物の場合は遺伝子組み換えによって生産されている可能性があるし、残留農薬も含まれている可能性だって十分に考えられます。

あと、防腐剤は使っていないと明記されていますが保存料や酸化防止剤は使っていてもOKということが受け取れる内容です。さらに言うとオーガニックは使っているけどほんの少しだけ入ってるだけでも基準を満たしてしまいます。全部オーガニックじゃないとあまり意味がありませんからね。このように粗を探せがいくらでも出てくるのでWhole dog journalが推奨しているドッグフードは100%安全だと信じるのは少し問題かなあと思います。

最後に。ドッグフード選びで大切なこと

ドッグフードを選ぶ際はWhole dog journalが定めている7項目の基準を参考にしつつ穀物を使っていないフードを選べば安全且つ愛犬も健康的に育ってくれるでしょう。