犬のうんちがゆるいのは、飼い主さんがコントロール出来る!

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この記事の監修者/キャットケアスペシャリスト
内山智明

犬・猫が大好きな内山です。家では保護猫と一緒に暮らしています。

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犬のうんちは食べ物で変わる!

犬と一緒に生活していると、うんちがゆるかったり、お腹の調子がおかしかったりと「何か変だなぁ」と感じることがあります。ここでは「変だなぁ」と思った時に気をつけることを一緒に勉強していきましょう。

うんちの異常の原因を探る

犬が食べたものは、胃や腸などの消化器官を通って、不要なものがうんちとして排出されます。この流れは人間の身体と全く同じです。人間でもそうですが、うんちがいつもと違う時は、消化器官のどこかが悲鳴をあげている状態なのです。うんちの異常はまずはお腹の調子を見てあげることが最優先です。

うんちのゆるさはどうやって判断するのかというと、うんちでティッシュでつかんできれいに取ることが出来れば問題ありませんが、トイレシートや地面に残ってしまう状態の時は、ゆるくなっている状態です。うんちがゆるかったり下痢をしている時は一体何が原因なのでしょう?原因として最も考えられることは、食べ物が変わり新しい成分や素材にお腹が追いつかずゆるくなってしまったという理由が考えられます。

ご飯を変えたことが影響を?

急にフードを変えませんでしたか?イベント事で普段食べないような物を食べませんでしたか?注目すべき点は「いつもと違う食事をした」ということです。飼い主さんが、いつもあげるものとは違うものをちょっと混ぜたなど、飼い主さんが「ちょっと」と思っていても、犬にとっては「ちょっと」ではないかもしれません。

ふとした小さなことが原因で犬のうんちはゆるくなってしまいます。下痢をしていても、しっかり食欲があり、元気な様子なら、フードの量を減らすか、1回分ごはんを抜いて消化器官を休めてあげることが大切です。

病院も視野に入れておく

食事を抜いて1~2日で症状が治まれば問題ないですが、3日以上下痢が続いたり、治ったと思ったらすぐにぶり返してしまうようなら、動物病院で診察を受ける必要があります。特に熱が出てしまったり、吐いてしまうような症状があった時は様子を見ずにすぐに病院です。

なぜなら、食べ物が原因でなく、違う病気が原因でうんちがゆるくなっている可能性があるからです。診察は主に検便をします。顕微鏡で見ると原因がつかめることもありますが、同時に血液検査をすることも多く、多方面から原因を特定していきます。診察後は「食事を抜いてください」と指示があることが多いので、指示を守って回復の手助けをしてあげるようにしてください。

まとめ

犬はとてもデリケートな生き物です。人間も日本食から外国の食事に急に変わると体調が変化するのと同じように、犬も食べ物が変わるとうんちがゆるくなります。食べ物は飼い主さんがコントロールできる部分なので、しっかり管理して犬に辛い思いをさせないようにしてあげましょう。犬のうんちは飼い主さんがコントロール出来る部分という意外と身近なところに原因があります。難しそうな感じがしますが、飼い主さんがコントロール出来る要素がたくさんあるので、ぜひ実践してみてくださいね。