下痢をしやすい小型犬へ選ぶべきドッグフード
すぐに下痢をしやすい小型犬にはどんなドッグフードを選べばいいのでしょうか?まずは消化のいい原料で作られたドッグフードを選びましょう。消化に悪いフードというのは、犬に胃腸に負担が掛かってしまい下痢になりやすい他、健康にもよくありません。
犬にとって消化のいい食材というは、肉類です。犬は元々肉食です。ですから犬の体内には穀物を消化する酵素がありません。穀物が多いドッグフードというのは犬の胃腸に負担がかかるのです。
あとは、肉類の多いドッグフードを食べさせていても下痢をしやすい場合は、ドッグフードの質があまりいいものでないのかもしれません。肉類が多く入っていても添加物や油分が多く愛犬の体に合わないのかもしれません。とくにミールとかかれた肉が使用されているのはあまりよくありません。クチバシや足など丸ごとミンチにしているような肉だからです。
どちらの場合も現在与えているドッグフードの原材料を確認してみましょう。原材料は入っているのが多い順に記載されています。特に上位5番までは特に注意して確認してみましょう。質のいいドッグフードというのは、生肉が一番多く使われています。そして小麦や大麦、とうもろこしなどが使用されていません。穀物が多すぎるドッグフードは犬の胃腸に負担が掛かり下痢を起こす可能性が高くなります。
ドッグフードの保存方法でも質が落ちるので注意
質のいいドッグフードを与えていても最近下痢気味だな、という場合には保存方法によってドッグフードの質が落ちているのかもしれません。ドッグフードは長期保存が出来るようにドッグフードの酸化を防ぐために酸化防止剤が入っています。
これは、人工由来の酸化防止剤と天然の酸化防止剤がありますが、質のいいフードというのは天然由来の緑茶やローズマリーなどを抽出した酸化防止剤が使用されています。当然、天然なので人工的なものに比べて効果は薄れますが、健康のために天然由来のものを与えた方が犬にとっては良い事です。その酸化防止剤の効果が薄れるとドッグフードが酸化し始めて質が著しく悪くなるのです。これは保存方法によって酸化するスピードが変わってしまうので注意しましょう。
ドッグフードは空気に触れる事で酸化します。大袋で飼ったドッグフードを毎食ごとに開けたり閉めたりしているとよくありません。1カ月ほどで食べきれる量を購入し、3日から1週間分位の小分けにして必ず密封して保存しましょう。
まとめ
ドッグフードは毎日食べるものです。少しでも健康にいいものを与えたいですよね。下痢を起こす原因はほとんどの場合は食事が原因です。ドッグフードを見直し、愛犬のために健康を考えたドッグフードを選んであげて下さいね。下痢が慢性で治らない場合は病気の可能性もありますので病院での診察を受けてあげて下さいね。
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