愛犬の尿疾患対策のドッグフードはどう選ぶ?

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この記事の監修者/キャットケアスペシャリスト
内山智明

犬・猫が大好きな内山です。家では保護猫と一緒に暮らしています。

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尿疾患の愛犬のためのドッグフード

尿疾患の食事療法

尿疾患の愛犬にはどのようなドッグフードを選べばいいのでしょうか?犬の尿疾患で一番多いのは尿結石です。この尿結石の時にはどのような食事を与えればいいのでしょうか?動物病院や大きなホームセンター、インターネットでは販売されていますが専用の食事を与える事が必要となります。

pH(ペーハー)コントロールとうたっている食事にする必要があるのです。現在ではいくつかのメーカーがこのpHコントロールの食事を販売しています。その中から選ぶ必要があります。

例えば、あるメーカーではソルビン酸やBHAなどが使用されています。これは犬にとっては害になるとは証明されていませんが、人間にとっては有毒だと証明されているものでかなり厳しく規制されているものになります。そしてあるメーカーではトウモロコシなど穀物が大量に使用されている、または大粒タイプなどそこまで種類が多くないために飼い主さんが愛犬のためにしっかりと吟味をする必要があります。

治っても食事療法は続けるべき!

尿結石は尿のpH値がアルカリ性や酸性に傾く事で起こる病気です。傾く理由としてはリンやマグネシウムの摂りすぎによって起こります。このためリンやマグネシウムを多く含むオヤツの与えすぎもこのpH値を傾ける原因になります。

普段から時々しかオヤツを与えなかったのにも関わらずpH値が傾いてしまった場合は体質とも考えられます。体質の場合は、今後尿疾患を起こさないためにも定期的な尿検査と継続的な食事療法が必要となるのです。

一度完治しても再発のしやすい尿疾患を再び起こさないためにも、継続的に食事はpHコントロールタイプを選びましょう。

あとは、出来るだけオヤツを控え、おしっこを我慢させないなどの対策が必要です。特に外でしかおしっこをしない犬は我慢をする傾向にあり、我慢するために水分も多く摂りません。その分おしっこが膀胱に溜まったままの時間が長いと結石が出来やすいので水分を多く摂らせ、おしっこも家の中でもいつでもできる環境に置いてあげましょう。

まとめ

尿疾患は治りにくく、再発しやすい病気です。普段から食生活の見直しをしてあげて下さい。もし疾患になってしまった場合でも、根気よく治療して適切な食事を与えていれば健康でいれますのでしっかりと選んだドッグフードを与えてあげて下さいね。